わたしの家には今年10歳になった「もも」という名前のトイプードルがいます。
ももは、わたし以外には「とても愛想が良い」のです。
特に母と主人には「なぜ、そんなに??」というくらい。
母に会うと確かに「おかーさーん、おかーさん」と聴こえるように吠える
主人は毎日(帰宅するので)会うのに、100年ぶりに会ったように「パーパ、パーパ」と吠えます。
わたしには、自由に怒ったり、しらけたり、無視したりとやりたい放題。
「わたしを嫌いなの?」と泣いたこともあります。
ももをリーディングしてみたところ、ももの気持ちはわたしが考えているものとはまったく違うものでした。
まだ、ももの意識がぼんやりしている時から「当たり前」にわたしがいて、毎日話しかけていて、片時も心を自分に向けていない時がなくて、お散歩も、ご飯もほとんど一緒、寝る時も同じ部屋、ももの目の届くところにはわたしがいて当たり前。
つまり、ももにとってわたしは飼い主ではなく、兄弟のような、双子のような、もも自身と一体化している様な存在だったのです。
わたしがいないと「なんでいないのかと思う」出掛ける準備をしていると「つまらない」って思う。
だからか、わたしが出掛ける準備をしていると、いつも覗き見に来ます。
帰ってくると一応喜ぶけど、母や主人のようなで喜び方ではないのは、「いるのが当たり前だから」「自分と一体化しているから、帰って来るとホッとする(自分が揃う感じだそう)」
ももはいつもテレパシーでわたしに伝えてきます。
今すぐ、動物病院に連れて行って→命に関わる重大な病気を待合室で発症。
「今日のお留守番はゲージに入れておいて」→3・11という大きな地震で家の中がめちゃくちゃ
動物病院の診察時間を憶えていて→トリミングで大けが
こういったことは、高次からのメッセージと同じ様に波動でわたしの頭に響きます。
いつもは、まったくそばに来ないし、わたしをチラ見するだけ、可愛い甘え方もしない。
でも時々朝方、カチカチ、カチカチと床でタップを踏んでわたしを起こします。
「ベットに来る?」と聞くと「うん!」とわたしのベットに前足をかけてくるので、そのままベッドの上へ。
クルクルと身体を回して居心地のよい場所を探して、お尻はわたしにぴったりとつける。わたしが寝返りをうってもいつのまにか、お尻、後ろ足をわたしの身体のどこかにくっつけています。
「ツンデレですが、ママが好き」というサイン。
嫌うなんて感情は彼らにはないのです。
今日も、ももは激しくツンデレです。
わたしが作った手作りご飯を食べて、わたしが洗濯したタオルの上で寝ています。
わたしはずっとこの姫の「ツンデレ」に付き合える幸せを感じています。
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