精神性の世界というのには、魂の学びを深めたとしても例えばスポーツのように難しい技が軽々できるようになったとか、目に視えるような成果というものがありません。
もちろんわたしたちは「波動」の存在なので、構成している粒子が「細やかに繊細になった」というのはありますが、外からぱっと認識できるものではないのです。
宇宙の祝福がたくさん受けられる今の時代には、過去世で、何度も「目醒め」を求めて達成することができなかった魂がこぞって転生しています。
過去世で使っていた様々な技法も持ち合わせているのでスピリチュアル界は本当ににぎやかな楽しいことになっています。
過去世で何度も「目醒め」を求めた魂たちは、基本的にとても「まじめ」で「ストイック」です。
たくさんの思考をつかって文献を読み、徳のある話しを聞き、論じ、山にこもり、という修行をしていたので「きちんと筋立てて考える」「苦難に耐える」ということに慣れています。
「目醒め」は軽やかさの現れなのに、たくさんの思考で、いつのまにか一生懸命になりすぎてどんどん重さがでてしまいます。
これは本当にわたしも陥りがちなのです。
だからこの部分も内観して、少しでも重さが出たら、「あれ?どこかに力が入っているな」と深呼吸をして力を抜くことが必要です。
羽根のように軽やかに、柔らかく舞うように、美しい歌を口ずさみながら、日々簡単に手放していきましょうね。
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