桃と蓮の最近はというと、蓮が来るまで10年以上一人娘だった桃は、すっかり赤ちゃん返りしています。
「え?こんなにわたしに興味あった?」というくらいにわたしを目で追い、抱っこしてとせがんできます。
これまでにないくらい桃を抱っこして、おしゃべりして、お散歩をしての毎日です。桃に寂しい思いをさせたくないので、蓮を可愛がる時は桃には視えない所で、そして桃に愛してるよと伝え、桃が赤ちゃんだったころのように辛抱強く摂しています。
でも、可愛い2匹がわたしを目で追い、走って側に来てくれる姿は幸せです
蓮は、ペットショップでのおとなしさが嘘のように元気で本来の子犬らしさを取り戻しゲージの中で飛び跳ねています。
蓮は桃が大好きなようで、ゲージの中から遊びをいざない、ゲージから出るとまっすぐ桃へ向かっていきます。小さなしっぽをふりふりしながら。
桃はまだ、この小さな弟をどうしたらいいのか解らないようですが、今日は初めてしっぽをゆっくりふって蓮の匂いでかいで、蓮の体当たりを受け入れていました。
桃と蓮にお互いのことはまかせて、わたしはゆっくり長い目で見守ろうと思います。
桃はガラスのショーウィンドウに入らずに、そのままウチに来た仔です。
「一度も会わずに貰い受ける」ことをお店の方は案じましたが、「命だから絶対に戻したりしません」とお伝えし承諾いただきました。
反対に蓮はずっとショーウィンドウの中に入り、とうとう外の平場のゲージでプライスダウンになった仔です。
どちらも大切な仔。
蓮はこの数日で少しだけ大きくなり、元気は50倍くらいになりました。
性格は、大胆で、やんちゃで、好奇心旺盛、俊敏な動きでかなりの甘えん坊、これからどんな仔に育ってくれるのかとても楽しみです
現代のシステムのペットショップという場所が、動物の「無償の愛」の元で成り立っていること、命にまつわる様々なことが彼らの「愛と許し」の上にあることをわたしたちは知り、このシステムを人間のエゴではなく「愛」へ変容していく日が来ています。
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